ニューヨーク(留学・インターンシップ・就職)

社会人留学や海外移住を考える女性へ

あなたは将来、子供が欲しいですか?

27歳でニューヨークに渡り、大満足で帰国した私が、
30代後半を迎えた今、唯一悔やんでいること。

それは、決断に至るまでの時間が長過ぎたこと

今日は留学や海外移住のアドバイスではなく、
その前段階にいる(特に)女性に知っていて欲しいことについて。

それは「女性の体には期限がある」ということ。

30代になると一年がこんなに貴重になるということを、私は知らなかった。
特に「妊娠」が絡むと、「年齢」との戦いになることを。

27歳での渡米、最高のタイミング

私がインターンシップのため、ニューヨークに発ったのは27歳。

幼い頃から海外に行く夢を抱くも、学生時代に叶えられず(詳しくはこちらから)、
社会人になって資金を貯めて渡米することに。

インターンとして渡米するのは、実務経験も積めるという点、
そして何より現地で生活をすることが夢だった私には最高の巡り合わせ。

当時勤めていた会社から休職の許可も貰い、帰国後の不安も解消、
最高の状態での渡米でした。

渡米後、インターンシップ・現地就職をし。4年間のニューヨーク生活を満喫。
英語も上達、現地就職もし、ヨガの資格も取得。
長年の憧れのニューヨークで存分に働き、遊び、学びました。
待ち望んだ渡米だっただけに、私の人生の中でも最も多くのことを吸収した日々。

今の自分があるのは、全てアメリカでインターンをしたからこそ。
心の底から挑戦してよかったと思っています。

ただ一つ、今30代後半になって、若かった自分に伝えたいことがあるのです。

何歳でも挑戦はできる。
だけど待ってくれないものがある。

私は渡米中29歳で結婚し、32歳で夫と共に帰国。
同時に妊娠も判りました。

でもその子を流産しました。

え、流産?
妊娠したら子供って産まれるんじゃなかったの?

当時の私はそんな感じでした。
実は流産って約15%の確率で起きるのですが、
そんなこと自分の身に起きるまで知りませんでした。

なんなら20代の頃なんて、自分の夢のことが最優先。
結婚や出産はいつかはしたいと思っていたものの、頭の片隅に追いやっていました。

私は22歳の時に新卒で就職。
と同時に、仕事を辞めてニューヨークに行く、と目標を定めていたものの、
実際に渡米を実現させたのは5年後。

その内の2年はダラダラと決断を先伸ばしにした時間、
「捨てた時間」でした。

計画通りにはいかないもの

夢を実現させるって簡単なことではありません。
実現に向けて時間もエネルギーも使います。
そんな最中に、将来の子供の計画まで考えるなんて不可能に近い。

でも、どうか頭の片隅に覚えていて欲しいのです。

子供を妊娠・出産するには時間制限があること。

30代40代でどんどん妊娠しにくくなること。

留学や移住の決断をダラダラと先延ばしにしていませんか?
あなたが将来妊娠を望んでいるなら、その時間を将来後悔しかねない。

結婚する前など、女性は計画を立てたりしますね。
27歳で結婚して、一人目を30歳で出産、二人目を33歳で…などなど。

でも、
結婚はもちろん、妊娠することも、出産することも、
実際はそんなに計画通りには行きません。

私のように流産したり、そもそも妊娠するまで時間がかかったり、
不妊治療という選択肢になってもそこから時間が必要だったりもする。

年齢はただの数字。
でも妊娠・出産となると、確率に大きく影響を及ぼすのは紛れもない事実です。

留学や海外移住はタイミングが重要。
決して焦るべきではありません。
でもダラダラと決断を先延ばしにすると、10年後のあなたは後悔するかもしれない。

この記事を読んで、女性の体にはタイムリミットがあることを、
一人でも多くの人に知っていて欲しい。

私のようにいざ子供が欲しいと思ってから、焦る人が一人でも減って欲しい。

焦りは禁物。
でももし決断ができずただ先延ばしにしているなら、この記事が役立つかも。

あなたがベストなタイミングで一歩を踏み出せることを願って。