我が家には、2歳4ヶ月の男の子と、生後4ヶ月の女の子がいます。
普段はがっつりワーママの私ですが、
二人目の育休中は、できる限り自宅保育したいと考えていました。
とは言え0歳児の育児をしながら、まだ手のかかる2歳の相手をしっかりしてやれるかは、
産休前からの不安材料。
寝かしつけはどうなる?
保育園は本当に行かせなくて良いのか?
0歳2歳と外遊びは可能か?
様々な思いを抱きながら始まった自宅保育。
結論は、
0歳児がいても、2歳児の相手は十分できる!
この記事では、乳幼児二人を自宅保育するに当たって直面しがちな壁を
どのように乗り越えたのか、シーン別にお伝えします。
これから乳幼児の育児をされる方の参考になれば幸いです。
新生児の夜泣きと、2歳の反応
我が家の長男は、0歳の時からとにかく敏感ボーイ。
少しの光、音で目を覚まし、夜泣き(夜間の覚醒?)は2歳になっても続いていました。
長男の睡眠には手を焼いていたので、そこに新生児が加わるとどうなってしまうのか、
親としては気が気ではありませんでした。
生後2週間
父+2歳長男、母+新生児に別れ、別々の部屋で寝ていました。
生後3週間
思い切って家族全員同室で寝ることに。
里帰り中可能な別室も、自宅に戻れば全員同じ部屋。
赤ちゃんの夜泣きはもちろんありますが、慣れるためにいざ決行。
一番の懸念はオムツ替え時の泣き声で2歳長男が覚醒すること。
結果、最初の2週間は、新生児の泣き声で起きて泣きべそをかいたり、
目が覚めたらそこから2時間ほど起きたままだったりと、
これまでと違う状況に戸惑っていました。
そこから段々と、赤ちゃんが多少泣いても「あ、またか」といった感じで、
自分で入眠、最終的には起きなくなりました。
生後3ヶ月頃
この頃までは、赤ちゃんがギャーっと大声で泣きそうな時は、
私も慌てて部屋から離れるようにはしていました。
慣れたとはいえ、赤ちゃんが何十分も泣いていると流石に目は覚めてしまうので、
そんな時は私と赤ちゃんは寝室から離れるようにしていました。
生後4ヶ月を過ぎ
赤ちゃんもグズることがありますが、よほどの泣き声でない限り
長男は目を覚ますことはなくなりました。
赤ちゃんの方もみんなが寝ているのが分かるのか、
自分で入眠していくことが多くなりました。
昔ならすぐに起きて泣いていた長男が、いい意味で無神経(?)
になっていく姿に、子供の順応性の高さを感じました。
と同時に、順応するための期間を与えることの重要性も感じました。
一人目の子供にとって、二人目の赤ちゃんが家に来るのは、
夫が愛人を突然家に連れてくるのに等しいショックだとか…。
上の子が、「こういうものなのかー。仕方ないか…」と新しい状況に慣れるまで、
ゆっくりと待ってあげることが大切だと思いました。
それまで親御さんは新生児の対応もあり大変かと思いますが、
子供の適応力の高さを信じて頑張ってみてください。
家族みんなで、新しい家族の形に慣れていきましょう。
寝かしつけ(昼寝と夜寝)
2歳長男は、昼寝も夜寝も添い寝が必須。
親が起きていると寝つきも遅いので、それは静かに添い寝をしていました。
でも0歳がいたらそんなこと不可能…。
3ヶ月の娘は、抱っこしていなければすぐに泣くし、
とにかく私も横にならないと「寝る」という態勢に入らない長男。
そんな時に保育園の先生に相談したところ、
「二人目が赤ちゃんの時は、もうおっぱい出して寝てたわー」とのこと。
そう、添い乳です。
一人目の時は怖くて一度もしなかった添い乳。
でもとにかく昼寝してくれなきゃ困るので、必死の思いでやってみることに。
これが大ヒット!
赤ちゃんに添い乳する私によじ登ったり、タックルしたりと10分ほど暴れますが、
最終的には疲れ果てて、ベッドのどこかに適当に転がって寝るように。
「こっち向いて!」と泣きべそをかくこともありますが、最終的には眠気がまさって入眠。
よって眠気があることも重要です。
赤ちゃんの方は添い乳していると最終的には寝てくれるので、添い乳の間に
長男が寝ていなければ、長男の方を向いて添い寝してやれることもあります。
夜も寝かしつけだけは添い乳をしています。
うちの2歳児を寝かしつけるには、私も体を横にするのが必須だったので、
止むを得ずの添い乳発動でした。
でもまずは、
他のやり方で、上の子が寝てくれる方法を探してみましょう。
お子さんによっては、ママが横になっていなくても、
そばにいてくれるだけで寝てくれる子もいるはず。
なぜなら添い乳にはデメリットもあるから。
赤ちゃんが添い乳でしか寝てくれなくなる可能性や、
赤ちゃんが寝落ちすると飲む量が少なくなって、授乳間隔が短くなることも。
添い乳の体勢は楽なようで、意外とお母さんの体はバッキバキになります。
赤ちゃんは高確率で寝てくれるので楽です。
でもデメリットも0ではないので、できる限り最終手段で。
添い乳は危険も伴います。
最初の寝かしつけの時だけ、
お母さんは絶対に寝ない、
夜中の授乳は添い乳でしない、など安全第一で行いましょう。
長男は毎晩添い乳する私にタックルしてくるので、赤ちゃんに突撃しそうになることも…。
添い乳しながらのプロレスごっこはハードですが、
最終的には寝てくれるので、まあ仕方ないか、という繰り返しの日々です。
ワンオペでの寝かしつけ、骨が折れますが一緒に頑張りましょう!!
2歳と全力で遊ぶ (with 0歳児)
やっと日中のお話に。
0歳をみながら、自宅で2歳とどんな遊びができているかご紹介します。
図書館
2歳長男は寝ても覚めても乗り物ばかり。
あまりに乗り物一色の生活に焦りを感じ、週一回は図書館へ行くことに。
乗り物のムック本、乗り物が主役の絵本もあり、家では真似できない品揃え。
私が読み聞かせたい本は全くヒットせずとも、乗り物の本は興味津々なので、
本離れを阻止するには打って付け。
他にも、0歳にウケそうだけど読む期間が短くて買うのをためらう本、
子供は食いつきそうだけど買いたくない本などなど、一通り揃っています。
我が家は一度行くと約1時間滞在。
2歳児は適当に乗り物の本を取っ替え引っ替え。
児童書コーナーは小さい子が声を出して本を読んでいたりするので、多少の物音は大丈夫。
赤ちゃんが泣いてしまっても、焦る必要はなかったです。
できる限り赤ちゃんはベビーカー、機嫌が悪くなれば抱っこ紐といった具合で、
1時間はあっという間に感じます。
子供が読みやすい机や椅子、トイレも備えているところが多く、
安心して滞在することができる場所です。
家に飽きたら、暇つぶしがてら、一度遊びにいってみてください。
〜余談〜
実は図書館の本を家で読むことに抵抗があったのですが(衛生的に)、
そんなことよりも本を読むメリットの方が大きいと思い、借りるようになりました。
(小さな抵抗で、一番汚れている表紙と背表紙だけアルコールで拭いています。これだけでも図書館の本を触った後の手の汚れる感覚が無くなるので、気になる方はぜひ)
読み聞かせ
前述の通り、本をめっきり読まなくなった我が家の2歳児。
本に集中する時間を設けるためと、赤ちゃん抜きの一対一の時間のため、
0歳児が寝ている間、一日一回は2歳児と二人きりで読む時間を
確保するようにしています。
時間にして15分、3〜4冊読めたらいいな、ぐらいのペースです。
0歳児が起きているときは、響きや絵が面白い本を二人に向けて読みます。
時間は10分、3〜4冊です。
実は図書館に行くと、0から2歳対象の絵本は一括り。
つまり0歳と2歳は。まだ同じ本に興味を持つんですね。
2歳児に本読もう?と誘っても来ないことがほとんどなので、
そんな時は0歳に勝手に読み聞かせを始めると、2歳児も寄ってきて
一緒に聴いたりしています。
お家で何しよう…と迷ったら一冊勝手に読み始める。
おすすめです。
台所育児
0歳児のご機嫌が良い朝は、少し手間のかかることもしやすい時間帯。
少し気合いがいる台所育児をするなら、下の子がご機嫌な時間帯を狙うのがおすすめです。
我が家の2歳児に頼むことは、
朝食のヨーグルトに入れる果物を切ってもらう、
スムージーの材料を入れさせる、
ゆで卵の殻を剥いてもらう、などなど。
やるまで気が重いのが台所育児。
正直時間もかかるので、余裕がないと難しいのも事実です。
でも1日を振り返って何ができただろうと考えたとき、
一緒に朝ごはんの準備をした、と思えると多少なりともホッとする。
これが私が台所育児を続ける一番の理由です。
仕事をしていると腰が重い台所育児ですが、育休中なら挑戦しやすいはず!
一度でいいので挑戦してみてください。
振り返ると必ず良い思い出になります。(動画で長回しするもオススメ)
台所育児には、親がストレスを感じにくい環境を整えることも重要。
役立ちアイテムも近々記事にUp予定します。
家事
子供を見ていると、家事がはかどらなくてモヤモヤしますよね。
子供が一人遊びをしている時を見計らったり、寝ている間を見計らったり。
でもタイミングが合わなかったり、
昼寝中は物音が出せなくてこれまたストレスが溜まる…。
それなら子供を巻き込んでみてはいかがでしょうか。
掃除なんて子供にとっては遊び同然。
親がやっていれば「自分もやりたい!」と近づいてくるもの。
「うわー面倒なことになりそう…」ではなく、
「遊びと家事が同時にできるチャンス!」と考えて、
一緒にやってみてください。
2歳と一緒にするおすすめ家事は以下の通り。
・風呂掃除
浴槽に入って洗剤なしでスポンジでこするのは良い運動になります。
夏場であればバスタブで水遊びしてるのを横目に、親は床など洗っていれば一石二鳥です。
・掃き掃除
我が家は家の中は箒で掃いています。
長い箒を買った時、掃除の習慣が身につけばと短いホウキを買って、息子用としています。興味がある時しか手伝いませんが、
もっと大きくなってから本気で手伝ってもらう予定なので(笑)
買って後悔はしていません。
台所育児にも共通していることですが、子供にあったサイズの道具を用意することは、
彼らのやる気の芽を伸ばすのに、重要なポイントの一つです。
・窓掃除
「窓の掃除なんてできない」と決めつけていましたが、
ホースで水をかけるだけでも意外と綺麗になるのでおすすめです。
ホースが持てるだけでご満悦です。
(スクレーパーがあればかなり綺麗に仕上げられるので、せっかくならバッチリ綺麗に
されたい方は事前にご準備を。)
これらの家事をする時は、0歳児がお昼寝中、
もしくはベビーラックに座らせて、家中移動させています。
ベビーラックとはこんなの⇩
これなしでは二人育児は無理だった、というほど我が家では大活躍しています。
(また別記事で詳しく)
公園遊び
長男が通う保育園は大人の足で10分ほどの距離。
一歳半から帰り道は徒歩で帰ってきています。
それは妊娠していた時も、そして3ヶ月の赤ちゃんがいる日も続けてきたことでした。
何よりも歩くことが大切と考えているのと、
例え家でゆっくり遊んでやれなくても、毎日歩いて帰ったというだけで、
私が罪悪感を持たなくて済む、というのが大きな理由でした。
家で子供を見ていると、ずっと子供といるはずなのに、
面と向かって遊んでやった記憶がない、なんてことありませんか?
私は家にいると思わず家事をやってしまって、
あれ、今日もちゃんと遊んでない、と思うことがよくあります。
そんな私に必要なのは、物理的に家を離れて外で一緒に過ごすこと。
なので2人目が生まれてからも、生後3ヶ月から赤ちゃんを抱っこ紐に入れて、
2歳児と散歩+公園遊びを毎日1時間していました。
2歳といえば一人で走り回ったり、滑り台もできる年齢。
親は見守るだけでも十分楽しめます。
ただしおすすめは小規模の公園。
大きな公園へ行って、親の同伴が必要な滑り台があってもかわいそうなだけ。
空いていて小さな子供しか遊べないような公園の方が、一人でのびのび遊んでくれます。
予測不可能な動きをするので、絶対に目は離さないこと。
またお母さんは抱っこ紐をしているので、絶対に転ばないことが必須です。
これ当たり前に聞こえるのですが、予測不可能な幼児がいると注意散漫になってしまうので
お母さんたちは、これまで以上に注意が必要です。
実は私、長男が生後半年の頃、抱っこ紐に長男が入った状態で転んだことがあります。
長男は軽く頭を打っただけで済んだので大事には至りませんでしたが、
しばらく生きた心地がしませんでした。
抱っこ紐をしたら、危険と隣り合わせであることを忘れずに!
保育園への登園頻度
私の住む自治体では、最大で2ヶ月登園しないと退園になります。
息子は諸事情で、私の産後、約3ヶ月ぶりに登園することに。
2歳なので状況も大分理解できており、初日はギャン泣き。
1週間ほどの慣らし保育は必須でしたが、それが終わる頃にはすっかり慣れ、
保育園楽しい!と言うように。
育休中は自宅保育を!と思っていた私ですが、正直悩むことがあります。
息子は、保育園に行かない間にすっかり人見知りになり、
滑れていた滑り台もできなくなっていました。
2歳なら、保育園に通っていない子供は自宅保育。
保育園に行かなくとも何ら問題はないかもしれません。
でもお友達と過ごす楽しさ、社会性を身につけ始めている息子にとって、
保育園は大きな成長の場になっていることは確か。
あと半年ある育休の間は、登園と自宅保育をミックスして過ごす予定です。
事後記録としてこちらも更新していきますので、今後の参考にぜひご覧ください。