レビュー

子連れにジェットスターをおすすめする理由

これまで、妊娠臨月、1ヶ月〜1歳までの乳児と二人きり、早朝便、年末年始の混雑時と、あらゆる状況でジェットスターを利用してきました。

つい先日は、初めて欠航も経験。

それでも私が全力でジェットスターをおすすめする理由
それは、楽に、安く、安心にが叶うから。

この記事では、
・ジェットスターを上手に利用するコツ
・ANAやJALとの違いとその攻略法、についてお伝えします。

続く次回の記事で、
・実際に体験した欠航時の対応
・コールセンター攻略のコツ、についてお伝えします。

はじめに;ジェットスターとは

ジェットスター航空はLCCの航空会社です。
・オーストラリア(南半球)最大の航空会社、カンタス航空の完全子会社。
・日本拠点はジェットスター・ジャパンによる運行。
(豪カンタスグループ、日本航空株式会社、東京センチュリー株式会社が出資。)

LCCとは?

運行に関わるあらゆる経費を抑えることで、航空運賃を安く提供する航空会社のこと。その反面、予約がネットのみだったり、荷物への料金設定が細かかったりと制約が多い。

次の章は、LCCであるジェットスターを上手に利用するポイントについて。

「オプションなし」が結局お得?

私はジェットスターで予約するのは、オプション一切なしの基本運賃のみ

帰省などで長期滞在する方で、荷物が多い方には、断然これがおすすめ!

大量の荷物はどうするの?
機内持ち込み7kgだけで足りるの?
子供が病気でフライトをキャンセルするかも。変更も払い戻しも不可でいいの?

これらは別で解決!が正解。(詳しくは次の章で)

ジェットスターでは運賃のみ!

毎度ジェットスターで予約をするたび、どの運賃タイプか決めるのに、
かなりストレスを感じていました。

フライトの予約一つといえど、付随して考えるべきこと、決断すべきことは多い!
(毎度航空券の予約をする皆さん、お疲れ様です!)

私が行き着いた答えは、

余分なオプションは付けない & 足らずは別で手配

別で手配すると、高くつくんじゃないかと気になりますよね。

結論は、「ほぼ変わらない」

参考までに、一人分で単純計算した結果がコチラ↓

基本運賃のStarterと、しっかりMaxの価格差4,500円(最低運賃で比較)
一方、基本運賃に足らずのサービスを別で手配する場合の費用は、3,630円(以下内訳)。
【内訳】
荷物の送料 2,610円
旅行キャンセル保険の保険料 140円
座席指定料 880円
合計 3,630円

一人分の計算だと、「足らずを手配」の方がむしろ安い!
ただ家族単位で考えると、運賃タイプも一人一人違うのを選んだり、
旅行保険の保険料も上がるので、一概にどちらが安く済むかは判断が難しくなります。

私がここでお伝えしたいのは、
軽減されるストレス、利便性などを総合的に判断して、
余分なオプションは付けない & 足らずは別で手配
がおすすめということ。

億劫だからと買うのを先延ばしにして、チケットが高額になる方が本末転倒。

航空券は基本運賃に、最低限必要なオプションだけつけて買う!

基本運賃だけで予約するって不安だけど、
その不安要素は別で補填できるので大丈夫ですよ、というのが伝えたい点。

では次の章から、「足らずは手配」について詳しくご紹介していきます。

荷物は宅配便で

我が家では、帰省などで荷物が大量の場合、ゆうパックで送っています。

宅配便で送るメリット
・大きなスーツケースを持ち歩かなくて良い
・荷物のチェックインが不要。
・重量を気にせずパッキングできる。
・服、おもちゃ、食器など、普段の生活で使用しているものを送ることで、移動先で普段通    りの生活がしやすい。

コスト面
海外用の大きめのスーツケースは、パンパンに詰め込むと約25kgほど。
ジェットスターのオプション価格では、2,420円相当。

ゆうパックで同等の大きさになる160サイズの送料は、東京ー大阪間だと2,610円。
(ゆうパックは25kgまでは縦・横・高さの合計で計算されます。)

ゆうパックの送料の方が若干高い結果に。
とはいえ僅差なので、価格差と上記メリットと見比べて判断していきましょう。

ちなみに私がゆうパックを利用する理由は以下2つ。
・重さが25kgまでと余裕がある
・集荷に細かい時間指定で来てくれる

送料は郵便局のウェブサイトから簡単に調べられます。
集荷は電話でもオンラインでも可能、時間枠も2時間毎に選択可。

我が家の場合、翌日配達可能な範囲なので、フライトの前日に集荷、
人が到着する日に荷物も到着するようにしています。
*我が家のエリアは、夕方5時までの集荷でないと、翌日配達には間に合わないとのこと。電話で事前に確認されることをおすすめします。

細かいことですが、荷物を送るときのポイントも下に書いたので、
ぜひお役立てください。

荷物を送る際、送り状の内容物が分からなくなってしまいがち。
送るものリストを作る、パッキングしたものはメモする、と送り状を書くときに便利。

荷物はスーツケース衣装ケースで送ると、ダンボールの手配が不要で、
帰省先でも収納先として使えるのでオススメです。

予約時に荷物の量なんてわからないし、逆にチケット購入後は、決められた重さに収まるようにパッキングするストレスで、準備がとても憂鬱になっていました。

でも荷物を送るようになって、帰省が気楽にできるように。

ちなみに子供が小さいと、出発当日まで使うものってありますよね。
我が家の場合、ベビーモニターや子供のパジャマなど、意外と細々あるのですが、
これらは手荷物の7kgで持ち込んでいます。
意外と7kgって色々入るのね、ってというのが実感ですが、
事前に一度シミュレーションしておくと当日安心です。

「荷物は宅配で」− ぜひ一度お試しください。

旅行キャンセル保険があれば怖くない

ジェットスターの基本運賃だと、キャンセル・変更は不可
子供が当日病気になって旅行をキャンセルすれば、チケット代は当然水の泡

しかもジェットスターで変更可能なオプションをつけていても、運賃差額が発生したり、返金はバウチャーだったりと、メリットがあるのかもはや分からない…。

こんなLCCのデメリットを解消するのに超絶おすすめなのが、旅行キャンセル保険。
子供が病気になって航空券をキャンセルしても、
旅行キャンセル保険をかけていれば全額戻ってきます。

こんなに便利なのに保険料もお手頃。
例えば損保ジャパンのMysuranceなら、3万円の旅行代金の保険料は760円!

キャンセル保険さえあれば、もう予約を直前まで先延ばしにする必要がなくなります。
子供がいたって、ずっと先の旅行の計画も立てられます。

ただし一つだけご注意を。

旅行の予約前に、保険がかけられる条件を確認しておくこと。
かつ

ジェイアイ損保 t@biho ー
「旅行出発日の4日前まで契約可能」

など、保険によって条件も様々なので、旅行予約前に保険がかけられるか確認しておくことがポイント。

キャンセル保険のおかげで、子連れでも気軽に旅行の計画が立てられるので嬉しい限り。
ぜひ早めに旅行予約して、お得に旅行を楽しみましょう。

子供のシートベルト(安全性)

最後に子供の安全性について。

ジェットスターは2歳未満の子供は親の膝上に乗せることが可能です。
その場合、抱っこ紐の装着は不可で、子供用のシートベルトの装着が必要になります。
使い方は、子供の胴回りに巻いたベルトを、親のシートベルトに通すのみ。

実はこれ、抱っこ紐をつけたまま着席できるJALやANAと比べて不人気なようで、
不評な口コミをよく見かけます。

実際に使って見ると、授乳等も問題なくでき、ベルトとしての役割もしっかり果たしていてとても安心感があります。

JAL搭乗の際、2歳半の男児を膝上に乗せて過ごしましたが、かなり重い。
(ジェットスター2歳以上から、ANAやJALは3歳以上から運賃有料)
しかもベルト等は一切なし。緊急時は親の腕がベルト代わりとのこと。
正直かなり不安を覚えました。

JALやANAに慣れていると、抱っこ紐を外すことに抵抗があると思います。
でも狭いシートで抱っこ紐なしは快適ですし、授乳も問題ありません。

そしてこれは終始言えることですが、ジェットスターのCAさんたちは、
子連れにとても親切です!
荷物の持ち運び、上げ下げを手伝ってくれ、
トイレといえばオムツ台を除菌してくれ、
抱っこ紐装着時には子供を抱っこしてくれる、etc…。

もしLCC特有のドライなサービスに不安を感じているのであれば、
ジェットスターはその点子連れに優しいので安心して良いかと!

次の記事で、「欠航時の対応」「コールセンター攻略のコツ」についてご紹介します。